toggle
2014-03-01

聖クリストファーのお話からの続編

こんにちは。

先日、聖クリストファーについて書いたのですが、

この名前を名乗るように言われる前の名前は

「ゴルム」ということになっていました。

 
 
 
あまり聞いたことのない感じの名前だなと

思っていたのですが、

由来するのではないかと思うものがありました。

 
 
 
ユダヤ教の言い伝えに出てくる「ゴーレム」。

これは土で作られた人形で、

ラビが儀式や呪術によって生かし、

意志をもたせられることになっているものです。

 
 
 
製造後「自然に巨大化する性質がある」となっています。

聖クリストファーの「ゴルム」も巨人だったと

されているんです。

 
 
 
西洋文化圏で、土で作られた人の形のものと言って

思いつくのが「アダム」だと思います。

 
 
 
アダムは創造主によって赤土(アダーマ)から創られ、

神の息吹によって生命を与えられたとなっています。

 
 
 
わたしたち人類の肉体はその全てがこの地球から

もらった物質でできています。

人間の体は「地=土」によって作られていると

象徴的には言えます。

 
 
 
わたしたちの体はゴーレム(土人形)だと

喩えることができそうです。

 
 
 
「自然に巨大化する性質がある」というのは

どういうことかなと思いを巡らせてみました。

 
 
 
創造のはじまりのとき、アダムたちは

創造主と直接対話ができたことになっています。

 
 
 
(わたしの知識は小説の「旧約聖書物語」からなので

ユダヤ教の知識として厳密と言えないんですが(^v^ゞ)

 
 
 
きっと創造主を前にすれば誰だって

主の偉大さの前に頭を垂れ、自分の小ささを知るでしょう。

 
 
 
しかし祖たちの時代を遥か遠くにして

人類は創造主の存在を忘れ、

人類が何より進化した存在だと思うに到っています。

これが「自然に巨大化」した人間のエゴなのかも知れません。

 
 
 
ゴーレム(土人形)についての記述では

生かし始めるときに土人形の額に

「真理(emeth)」と書いた紙を貼るようなのですが、

壊すときには最初の「e」を消すことで

「死んだ(meth)」にすること破壊できることになっています。

 
 
 
タロットにも似た状況を表すカードがあります。

 
 
 
「名前のない13」と言われるこのカードです。

一見、怖く見えるこのカードですが、

実は過剰になりすぎたパーソナリティを壊し、

新たな状態に再生する様子を象徴します。

 
 
 
さて、最初の聖クリストファーについてですが、

新たな何かと出会う旅の途上で、

ゴルムは自分についても新たな変遷をしたはずです。

 
 
 
街を壊すまでに自我が「自然に巨大化」した

土人形ゴーレムである「ゴルム」は

川辺でキリストに出会い、キリストを担いました。

息子・臣下・デストロイヤーの部分がすでになくなり、

「クリストファー」に生まれ変わったのですから。

 
 
 
 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 
 
 
いい落ちがついたと思うのですが、

ついついヘンなことを想像してしまいました。

 
 
 
ゴルムにおんぶされた少年の姿のキリストが

後ろから額に手を伸ばして「e 」をゴシゴシ消した様子を。

『e を消したことで「(エゴ)ego」も消えたのかな』なんてね(^v^ゞ

 
 
 

 Click here

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です