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2016-02-25

ⅩⅢ(13)が提案する新しい考え・新しいやり方

こんにちは。

福岡カモワンのブログへようこそ。

さて、今回、注目しようと思うのはこのカード。

『名前のないⅩⅢ(13)』です。

タロットの大アルカナを並べたとき、

多くの人が最も困惑した顔をするカードです。

まがまがしい印象があることは否めません。

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『名前のないⅩⅢ』

しかしタロットを習熟していくと

最も印象が変わっていくカードの1枚でもあります。

中央の存在は大きな鎌を振るっており、

土の上には落ち葉に混ざって人のパーツが転がっています。

タロットの伝えている元型を翻訳すると

「頭」は「考え」を表わし、「手足」は「行動」を表わします。

ⅩⅢは考え方や行動パターンを壊して新たな形にすることを

提案しているのです。

人間にはパターンで楽や安定で安心を求めるところがあります。

物事の安定期にはそれでいいのですが、

転換期にその変化に逆らったり、気づかなかったりすると

大変苦しい思いをする可能性があるのです。

転換期に自分も考えや活動を変えたいと思っているときに

これが出ると多少の辛さはあっても予想通りであり、

ある意味、追い風とも考えられます。

しかし古い状態にしがみついていようとした場合、

ⅩⅢが逆向きになり、大きな痛みを経験するのです。

なぜなら土の中の頭や手足が表わすその「考え」や「行動」が

その人のこれからに相応しくないからです。

その解決方法をタロットで引いて、その意味を咀嚼吸収し、

新たな芽を育てていくことが助けとなります。

黒い土の上に描かれている葉の内、黄色いものは新たな葉です。

新しい自分の息吹がすでにこの中に始まっているのです。

タロットを充分に知ると、このカードが変化の期間の並走者であるように

頼もしく思われてくることがあります。

タロットを学ぶことは人生の四季に対応する力をつけることです。

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