1Dayセミナー『トロア・カルトゥ』

こんにちは、タロットの世界へ、ようこそ(^-^)

お盆休みも終わりましたが、どのようなお休みでしたか?

平戸では台風の影響は小さめで、暑くならず過ごしやすくていいくらいでした。 

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クローズ制でしたので、アントレに募集は載せていなかったのですが、連休初日の8月10日に1Dayセミナーがありました。

3つのカードを数秘術で算定する『トロア・カルトゥ』セミナーです。

1日の講座ですし、カードの算定も難しくないのですが、使いこなすにはタロットの基礎知識が必要です。

ですから、手品師コースを終了された方に受けていただけるセミナーです。

算定の基本をレクチャーした後に、見方のコツや多くの例を挙げ、さらに受講者同士で実践します。

3つのカードを算定し、言葉にするので、手品師コースの知識がより深まりますし、何と言っても実践は面白い体験になります。

今回の受講者の方々も楽しんで受けられていたようでした。

受講者のみなさま、ありがとうございました(^-^)

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手品師コースでの基礎がやはり必要なものですが、『トロア・カルトゥ』セミナーの他にも、タロットを活用したセミナーがあります。

方向を決めるための占術・日程を決めるための占術・条件で見るための占術が含まれています。

こちらも1Dayセミナーです。

ご希望の方があれば、随時開催しますので、お問い合わせください。

世界の輪とそれぞれの意図(その2)

こんにちは。タロットの世界へようこそ。

前回のブログ「世界の輪とそれぞれの意図(その1)」の続きです。

前回は『手品師』の単独の意図の様子を見て、では複数人数は・・・というところまででした。

大アルカナに、複数人数のカードはいろいろあります。

顔を合わせて、はっきりとコミュニケーションをとっているように描かれている『恋人』で見てみましょう。

カードの下の方では、3人の人が知識・知恵を持ち寄り、意見を出して話し合いをしています。

ある程度まで「内包するもの<intension>」「意図<intention>」を意見交換で出し合っています。

『手品師』では外に見えないように描かれていたテーブルのような衝立がここにはありません。

外に表明されているということです。

上の方では、天使もその意思決定にアイデアなどの知恵を「直感を与える矢」を射て参加しています。

「内包するもの<intension>」前の<in>を取っると、「引っ張り・緊張」や「張力・応力・圧力」を意味するテンション<tension>になります。

天使は引っ張った弦に内に内包していたものを込めて伝えているようです。

天使は矢で意図を飛ばしていますが、人間同士も思いや言葉などの「意図」を飛ばしあいます。

「知恵」の「知」という字が「矢」と「口」という字を組み合わせて作られているのは、漢字に込められた叡智がタロットの象徴に通じることを示しています。

『手品師』ではカードの中央に基点のなるポイントを見ました。

『恋人』では天使のもつ弓矢を見てみましょう。

ざっくり図形を捉えると、矢羽を引く指・弓の両端・矢の先端と力のポイントは4箇所あります。

それを繋げるとひし形のような形になります。

『手品師』では点としての現われだったものが、『恋人』では多角形になっているということです。

さらに、それらと比べたいのが『世界』のカードの大きな輪っかです。

この大きな円は黄道12宮がモチーフになっています。

輪っかの周りには4つの聖なる存在が描かれていますが、黄道12宮としては実際は12の存在がいます。

中央の存在と12の存在がいて、中央の存在を中心に全存在がそれぞれの「意図」をもって輪に引っ張る力をはたらきかけています。

だからこそ、この図形は滑らかな輪の形を保っているのです。

そうでなければ図形はどこか欠けたものなってしまいます。

内包のインテンション<intension>に対して、外包であるエクステンション<extension>は「拡大・拡張・延長・外延」というような意味合いになります。

本人自身が意図を表明して、その存在の意図が外部に広がり、その他の存在がそれぞれ自身の意図をもって、そこにはたらきかけあっている様子が『世界』には描かれています。

『世界』が大きなきれいな輪であるためにそれが大切なのです。

遠慮して自分の思いを表明しなかったり、自分の願いを後回しにしすぎる人には、この『世界』のカードのメッセージが必要かも知れません。

自分が意図を表明し、願いを実現しようと前向きになることは、誰かに損をさせたりすることではありませんし、わがままと揶揄されることでもありません。

すべての人が自分の意図をもって世界に一定の力をかけることは、助け合いを作り出すなどして、世界がすばらしい場所であるために必要なことなのです。

自分にやさしい気持ちをもち、自分らしく生きることを自分に許可することは、他の人がその人らしく生きることを素直に応援できることに繋がります。

それは世界にやさしさの好循環を作ります。

自分にやさしくし、自分の意図を尊重することは、自分のためになり、世界のためになることなのです。

世界の輪とそれぞれの意図(その1)

こんにちは、タロットの世界へようこそ。

もうじきやってくる7月22日は、マグダラのマリアの記念日であり、円周率の記念日でもあります。

円周率の記念日とされる日は複数あるようですが、7月22日はその中の「円周率近似値の日」のひとつです。

以前もブログで取り上げたのでご存知の方もあるかも知れません。

ヨーロッパ式の期日表記では22/7となるため、分数と見なして計算すると「3.14…」が算出されるのです。

円周率の記念日なので、円に関すること、円を形づくることをテーマにしてみましょう。
 
 
 
タロットには、円が描かれたカードは何枚もあります。

特に立派な大きい円が描かれているのはこの『世界』のカードです。

このカードは大アルカナでの最大の数21をもち、「最終局面・フィナーレの状態・完成」を表わしたカードです。

中央にあるその円は、祝宴に相応しい月桂樹の王冠や花の王冠のような形をとって、中央の人を囲んでいます。
 
 
 
では、大アルカナでの最小の数1をもつ、最初の局面のカードを見てみましょう。

『手品師』のカードです。

それを見ると目ぼしい円は描かれていません。

むしろ円を描くための基点にできそうなポイントが丸い玉としてカードの中央にあります。

1という若い数をもち、若い姿をした『手品師』は、「何かしたい」という子どものような「意図」をもっています。

片手に杖を握り、もう一方の手に持った丸い玉の方に向けています。

『手品師』と名乗っているからには、その杖で丸い玉にマジカルな力を作用させたいのかも知れません。
 
 
 
「意図・意向」を表わすインテンション<intention>は英語もフランス語も同じスペルです。

また「内包」を表わすインテンション<intension>は、後ろの<t>と<s>が異なりますが、発音は全く同じです。

存在が内包するものがその存在の意図なのだ、存在の意図はその中に内包されているというふうにも考えられます。

古来より人々は言葉遊びをしながら、知恵を学んだり、知恵を温存したりしてきたようですね。
 
 
 
『手品師』には一人の人間だけが描かれています。
この人単独の意図がここに表れています。

大アルカナの他のカードと比べてみれば分かりますが、テーブルが手品師の体の4分の1ほどを隠すほど斜めに描かれています。

『手品師』の段階では、外にあるはずのものも見えていないようですが、それなら「意図」など「内包するもの」はなおさらのようです。

では、人数が多くなっていくと、その意図はどうなるのでしょうか。

それを次回、見ていってみましょう。

(次回のブログにつづく<(_ _)>)