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カモワン・タロットについて

※カモワン・タロットのカードの画像は著作権で保護されています。当サイトではブログ掲載用にオリジナルの挿絵を使用しています。
カードの画像を見ていただくために、下記のリンクをクリックしてください。
>カモワン・タロットを見る

カモワン・タロットについて語る場合、2つの側面から説明する必要があります
ひとつめは、「古くて新しい、復元された伝統的マルセイユ・タロット」であるということ、
もうひとつは、「独自のリーディング方法:カモワン・リーディング・メソッド」をもつということです。

「カモワン・タロットは古くて新しいタロット」

カモワン・タロットは、フィリップ・カモワンとアレハンドロ・ホドロフスキーの2人によって、古くから伝わる数多くのマルセイユ・タロットを研究・分析し失われた絵柄などの発見をしながら、非常に高い精度で復元を行い、1998年に発行したものです。

>フィリップ・カモワンについて
>アレハンドロ・ホドロフスキーによる解説

18~19世紀ごろまで手彫りによる木版画だった原版は、コンピューターグラフィックにより、現代の印刷技術に置きかえられましたが、線の一本一本から色の再現、描かれている様々なものなどの絵自体は、古くからの伝統を守っており、それが古くて新しいタロットと呼ぶ由縁です。

線の一本一本は単一に引かれたものではなく、まるで木版画のようであり、細かな表情さえもっています。

その線をコンピューターで描いたのは、稀代のタロット版画彫師と言われたニコラ・コンヴェルの子孫であるフィリップ・カモワンなのです。
フィリップ・カモワンが所持しているニコラ・コンヴェルの版木をcamoin.comで見ることができます。

>ニコラ・コンヴェルの版木をみる

カモワン家は、18世紀から20世紀まで、タロット発行において世界でも高いシェアを誇るマルセイユのカードメーカーでした。
タロットに描かれた絵の内容には門外不出の秘儀・秘伝があり代々受け継がれているのです。

アレハンドロ・ホドロフスキーは、伝説的なカルト映画の監督で、代表作に「エルトポ」、「ホーリーマウンテン」などがあります。2014年には23年ぶりの新作「リアリティのダンス」が公開されました。
ホドロフスキーはタロットの研究家でもあり、映画の中でもタロットについて語っています。
ホドロフスキーは膨大なタロットを収集してタロットの研究をしていました。ホドロフスキーの協力によってカモワン・タロットは製作することができました。

「フィリップ・カモワンによって創造されたカモワン・リーディング・メソッド」

カモワン・タロットはカード自体が霊的パワーをもつと言われますが、そのパワーを引き出すのはカモワン独自のリーディング方法なのです。
それはフィリップ・カモワンが長い間研究し、発見・創造したタロットの法則と秘密のコードに基づいています。

リーディングに際しては、動的展開法と呼ばれるカードの引き方によってカードを展開し、カモワンの法則を使いながらリーディングをして行くのです。
最も有名なのは「視線の法則」で、その他にも数種類の法則があります。
また、法則だけでなく秘密のコードやタロットマンダラによって、多彩なリーディングが行われます。

カモワン・メソッドは、非常に独創的でありながら、論理的であり、非常に多くの情報を得ることができるリーディング方法です。
カモワン・メソッドについては、公式サイトでも一部が公開されています。

>フィリップ・カモワンによって創造されたカモワン・リーディング・メソッド

カモワン・タロットスクールではこの2つの側面から、カードに込められた秘儀とリーディング方法を学んでいくのです。

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