神話の滋養をタロットに与える☆星のように

星のカードには2本の樹がありますが、

実がなっている樹の幹のところをよく見ると、

蛇が描かれているのが分かります。

うつくしい場所の樹に蛇がいる情景を考えると

すぐに知恵の樹とエデンの園を思い出しますが、

他にも樹の生えた有名な庭園があります。

:『星』

ヘスペリデスの園です。

ギリシャ神話に出て来る有名な英雄ヘラクレスには

ミュケナイ王から課された12の功業の中で

「ヘスペリデスの黄金の林檎」を入手する必要がありました。

その林檎の樹はゼウスの妻であるヘラーの所有物で、

竜とも蛇ともいわれるラドンによって守られ、

アトラスの娘たちであるヘスペリデスによって世話されています。

そこでヘラクレスはアトラスのところに出向きました。

アトラスはゼウスに命じられて、長年、天空を担ぎ続けていました。

事の次第を伝えるとアトラスは林檎を取ってくることを

快く引き受けてくれました。

アトラスが取りに行く間は、天空を担ぐという仕事は

ヘラクレスが代わります。

戻って来るには戻って来たアトラスですが、

重い天空をまた担ぐことをしぶり、

自分がミュケナイに林檎を届けると言い出しました。

そこでヘラクレスは一計を案じ、

「自分は力持ちだけれど、さすがに天空は重いので、

長く担ぎ続けるにはコツが必要だから

上手い担ぎ方を教えて見せてくれ」と頼み、

アトラスが担いだすきに林檎を持ち去ったというお話です。

星のカードはこの神話の挿絵にさえできそうなくらいで、

2本の樹や蛇、水を注いでいる女性などが描かれています。

水を注ぐ様子から、

これを庭師が樹木に水や養分を与えて世話するように

何かを育てている様子とリーディングすることも出来ます。

ヘスペリデスという名前も「黄昏の娘たち」という意味で、

星が出始めた夕方にぴったりです。

タロットも神話も元型の宝庫ですから、

こうして神話をひもとくことは

象徴のイメージをさらに喚起することができます。

神話を読むことはリーディングを「育てる」ことになるかも知れませんね(^-^)

(象徴の詳細はカモワン版マルセイユ・カードをご覧ください)

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人工の法、宇宙の法を守る☆「法王」のカード

こんにちは。

カモワン福岡のソフィアです。

先日、わたし自身のリーディングで出てきたケースが

なかなか興味深かったので、素材にしたいと思います。

数年前に購入したパワーストーンブレスについてのリーディングです。

以前からお世話になっている方のショップで購入したのですが、

ブレスレットにサポートの聖霊をつけてもらいました。

ブレスのゴムが切れたら聖霊は帰ってしまう前提。

購入したブレスにはフローライトが入っていたのですが、

フローライトはもともと割れやすい性質の石です。

不注意で落としてしまったりして傷が入り、

その内に何玉か割れてしまいました。

それでもサポートはあるのでそのままにもっていました。

ショップのメルマガで

「一度ゴムが切れた場合でも修復すると戻ってくる場合がある」

と書かれていたあったのを見て、「やった」と思いました。

今のままではブレスとして使うことはできないしと考えて、

聖霊のカムバックを期待してブレスを切り、

フローライトの玉やゴムを購入したりしました。

そしてついにブレスを修復。

「聖霊はカムバックしてくれているだろうか」

とリーディングしたのです。

展開の中では切ってしまった問題がまず提示されました。

聖霊にいてほしかったのならブレスとして使えなくても

もっておけばよかったということ。

そしてブレスを何とかしようとしている様子が

『皇帝』の正立や、未来では『力』の逆向きでも出ました。

『皇帝』は物質的に直したのは問題ではないことを示します。

:『力』

しかし『力』の逆向きは、聖霊に戻って来させようとすると

問題があることを示しています。

『力』は逆向きだと無理強いしていると解釈できるからです。

メルマガでは「戻ってくる場合がある」という文章なのに

期待が「絶対戻るよね」にまで膨らんでいたなと気づきました。

この流れの中で出てきた解決カードの一枚に

『法王』のカードがありました。

これは父親など特定の人物像を表すこともありますが、

法を司る様子を表すこともあります。

:『法王』

「法に照らし合わせてみること」が解決策のようでした。

ルールとしては原則的に「ゴムが切れたら聖霊は帰る」のです。

そして直した後、戻るかどうかは聖霊の意志が尊重されるはずです。

これは「自由意志の法則」という宇宙の法の1つで、

存在はその存在自身の自由意志によるというものです。

わたしたち人間もこの法則の下に生きています。

宇宙の法はこの宇宙において普遍的なものであり、

宇宙の法を破ろうとするならば、

破ろうとした側が敗れることになります。

逆に言えば、宇宙の法を守ろうとするならば

その法によって護られるとも言えるでしょう。

「戻ることは強いません」

とサポートの存在に伝言をお願いしました。

タロットが教えてくれたことで違法を回避できそうです。

無理強いされるのって、誰だっていやですものね(^-^)

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悪魔のロープは心地が悪い☆スポイルかも知れない

こんにちは。

今回は『悪魔』のカードを見てみましょう。

心地のいいカードではないですね。

タロットの予備知識のない人でも一目で抵抗のある反応をします。

話の内容としても心地いいものにはならないカードです。

人間関係で苦しんでいる場合のリーディングでは特によく出て来きます。

上の大きな存在はロープでもって、下にいる小さな存在を縛っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互いに依存しあっている関係性もこのカードで表されます。

ロープはエネルギー的なコードとも見ることができますし、

金銭的な問題が絡んでいる場合は「金づる」とも読めます。

金づるとは言っても、お金を取られている場合もあれば、

お金がネックになって離れられないという場合もあります。

逆向は問題カードですから

(『悪魔』は正立でも苦痛な場合がありますが)

ロープに繋がれていることに何がしかの問題があるということです。

問題がどのようなものであれ、

カモワン・メソッドでは解決カードがあります。

移動カード(離れる)が出たり、

コミュニケーションのカード(第三者に相談)が出たり、

決断のカード(断固とした姿勢)などがよく出ます。

大切なのは解決カードの内容に向き合って実行していくことです。

(タロットで引かれたカードはハイヤーセルフからのメッセージですから。)

様々な宗教や精神世界の教えで「許しの大切さ」を説かれますが、

それは自分を苦しみから助けた後に対処することでしょう。

自分を元の場所に縛りつけたままではスポイルされ通しになり、

恨みという事態につながってしまい、

許しは夢のまた夢になってしまいます。

対象者と離れたり、仲介されたりすることによって

自分の精神的・感情的力が充分回復したら、

コントロールの関係に参加することになった自分の側の事情に

目を向けられるときが来ます。

勇気をもって自分についての責任を見つめられたら、

はじめて許しのタイミングが来るのです。

自分をスポイルされる状況に置いたまま相手を許そうとすることは

スポイルを許しているようなものですから。

まずは自分を窮地から救い出す選択が先決でしょう。

ソフィア