シンボルで民話を読み解こう☆眠れる森の美女

こんにちは、カモワン福岡のブログへようこそ(^-^)

タロットは象徴言語で語るというのは講座の最初に伝えられます。

今回は象徴で遊びながら民話を探検しましょう。
 
 
 
子どもの頃に『眠れる森の美女』の本を読んだ方もあるでしょう。

ディズニーの童話やグリム童話集、ペロー童話集などがありますね。

ペロー版であらすじをたどってみると――
 
 
 
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長らく子どもに恵まれなかった王様夫婦にやっと授かったお姫様の洗礼のお祝いでのことです。

お祝いの言葉を贈ってもらうために国中の妖女が招待され、もてなされているところでしたが、招待の名簿からもれていた年寄りの妖女がいたのです。

その年寄りの妖女はお祝いの場に出てきたのですが、急場の間に合わせの食器でのもてなしだったので、侮辱されたように思い、ぶつぶつ文句を言っていました。

ある若い妖女がその年寄りの妖女の様子を見ていました。

年寄りの妖女がお姫様によくない言葉を贈るかもしれないと思い、カーテンの陰にそっと隠れてそのときに備えました。

妖女たちは次々にすばらしいお祝いの言葉を贈っていきましたが、番が回って来た年寄りの妖女は「お姫様は手を糸車の錘(つむ)にさされて死ぬだろう」と言いました。

皆が恐ろしさに包まれましたが、若い妖女がカーテンの陰から現われて「のろいを取り消すことはできませんが、弱めることはできます。お姫様は錘で手をさされてしまいますが、亡くなるのではなく、ぐっすりと眠り込んでしまい、ちょうど100年めに王子さまがお越しになり、お姫様を目覚めさせることでしょう。」

王様はすぐに国中の糸車の錘の使用を禁止し、何事もなく15、6年が過ぎました。

美しく育ったお姫様は、王様たちがお留守のある日、お城の中を散策していました。

お城の天辺の部屋まで行くと糸車を使っているおばあさんに出会いました。

お姫様は自分もやってみたいと言って錘を握ろうとして、手をさしてばったりと倒れてしまいました。

おばあさんは驚いて、人を呼び、王様たちも帰ってきて、お姫様が死んでいないことにみんなほっとしましたが、眠り続けるのをそのままにするしかありませんでした。

それからお城のすべてのものは姫とともに100年間の眠りにつき、お城は茨に包まれます。

100年後のある日、狩の帰りの王子様がお城の前を通りました。

昔からこの辺りに住んでいる農夫に呪いの話や100年後の目覚めの予言のことを聞きました。

王子様はぜひに自分がそのお姫様を助けたく思い、お城に近づいていきました。

お城を包み込んだ茨は王子様が通るところだけは不思議と道が開いていきます。

ついに王子様は美しいお姫様が横たわった寝台にたどり着きました。

そのとき呪いの魔法が尽きて、お姫様は目を覚ましたのです。

そして互いを見初めあったお姫様と王子様は婚礼を挙げ、夜を共に過ごしました。

その後、王子様は住んでいたお城へと帰り、王様や王妃様に旅の途中、森で道に迷って炭焼き小屋にとまってもてなしを受けたと伝えました。

王様はそれを真に受けましたが、王妃様は王子様に見初めた相手ができたのだと悟りました。

お姫様は、アウローラ姫とジュール王子という二人の子どもを産みました。

弟のジュールは姉のアウローラよりも立派で美しい王子でした。

その後、父君である王様が亡くなり、王子様は王位つきました。

そしてお姫様を正式にお妃に迎え、お姫様は2人の子どもを連れ、馬車で王様のお城に入っていったのでした。

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物語の最初の焦点は妖女たちが言葉を贈るところです。

古フランス語では「語る」という意味のある「Spell」という言葉は、英語では「読む、つづる」「魔法、呪文」の意味があります。

話された言葉には魔法の呪文の力が宿ることを意味します。

また音として発された呪いに対しては、有音の言葉で対処する必要があることもこの話は示しています。
 
 
 
象徴的なものを見ていくと、糸車とその錘が印象的に出てきます。

運命の糸車を回し、その糸を紡ぐと伝えられているのが運命の女神モイライたちです。


(糸車によく似た『運命の輪』)

この象徴からするとアクシデントが起こるのは運命であり、呪いというより「妖女たち」は悪い運命を告げているだけと解釈していいかもしれません。

運命じゃないのなら、糸車のなどの小道具なしに「15歳の誕生日に命を奪う」と伝える流れでもいいはずですから。
 
 
 
またこの物語は王様夫婦に子どもができることから始まり、物語の最後も王様となる王子様とお姫様の間に子どもができるというところで終わっています。

王様と子どもというのも象徴のひとつです。

裸の王様を例に考えると分かりやすいのですが、裸の王様は「愚か者には見えない立派な服を着ている」とだまされて、自分に見えなくても見えている振りをします。

子どもはその反対で偽りの言葉に左右されず「王様は裸だ」とはっきりと真実を指摘します。

「王」は目に見えることに左右される人格レベルの状態を示し、「子ども」は世間のほこりにまみれない真実を観る魂レベルの状態を示す象徴です。

ですから、王様に子どもが生まれるということは人格レベルだった人に魂レベルの状態が出てきていることの象徴と見ることができます。

(その他にも「王」には意味があり、それによってお城に帰った後の王子の言動が理解できますが、その内容は話が膨らんでしまいますので、また講座のときなどに。)

このことが最初と最後に語られているのがポイントになります。
 
 
 
よく知られているディズニー・シリーズのお話では、眠り姫の名前がオーロラになって混同されてしまっていますが、これは本当は子どもの名前です。

元々のお姫様と王子様の名前は出てきません。

お姫様はあくまで眠れる森の美女=眠り姫なのです。

そして産んだ子どもの内、姉がアウローラ(仏語)=オーロラで、これはローマ神話での夜明けの光をもたらす女神の名前です。

弟がジュールであり、これは昼という意味のフランス語です。

眠りは夜や暗さと結びつくと思いますが、その暗さから、その次に明るさがもたらされ、さらに煌々と明るい昼の光が現われてくるイメージです。

人の中に魂レベルの部分が生まれ、それが光明を徐々にもたらしていくイメージとも言えます。

意識の衰退と進化が運命的に繰り返されることを、これから光明に向けて進んでいくわたしたちの無意識にそっと伝えてきているお話なのかも知れません(^-^)
 
 
 

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秋分の日○太陽☆12の暦

こんにちは、カモワン福岡のブログへようこそ(^-^)

このブログでも太陽の暦、月の暦の祭事に触れることがありますが、9月23日は秋分の日でした。

日本では二十四節気と呼ばれている太陽の暦の祭事があります。

12そしてその倍数の24は、わたしたちの魂を本来の目覚めた状態に戻していく神聖な体系に関わる数だといわれています。

たとえば一日の24時間や一日を午前午後に分けた12時間。

また一年が12ヶ月で構成されていることもそれに関わっているようです。

日本では現在1月、2月・・・と読んで、12月まで数でカウントできますが、それがゆがまされたところがあります。

英語での1月はJanuaryで、ローマ神話の出入り口の神であるヤヌスに、2月のFebruaryは同じくローマ神話の清めの神であるフェブルウスに、3月Marchはローマ神話の軍神マルスに捧げられたようです。

神話の神の名前がいくつもつけられたのですが、7月Julyはあの有名な政治家ジュリアス・シーザーの名が、8月はローマ皇帝アウグストゥスの名がつけられたといわれています。

ローマの他の権力者たちも自分の名前を月に冠したとそうですが、ほとんどが廃れて7月と8月に残るのみとなっています。

ローマの暦では春から年が始まるらしく、現在の3月がローマの暦では1月にあたっていて、それによって9月のSeptemberは7という数を含み、続いてOctoberは8という数を含み、November、Decemberは9、10という数を含みます。

12という大切な数は失われてしまっています。

ローマは偉大な帝国でしたが、古くからの神聖な伝統をたくさん台無しにしてきたようです。

日本では春分、夏至、秋分、冬至をはじめとする二十四節気などを祝いながら、自然のサイクルを意識することができます。

そうすることによって太陽がわたしたちに与える魂の進化の刺激を上手く受け取ることができるでしょう。

さて、タロットの『太陽』のカードはと見てみると、太陽の周りに描かれている光芒は8と8で16ですね。

12はないのかなと探してみると・・・見つかりました。

名前の「LE SOLEIL」の左横には12本の線が描かれています。

この絵はブログ用に描いた挿絵なので、残念ながらはしょっているのですが、お持ちの方は手元のカードで確かめてください。

カードの画像をご覧になりたい方はカモワン・タロットスクール公式サイト(http://camoin.com)をご覧ください。

(左側のメニューの中ほどの「カモワンの3×7タロット・マンダラ」からどうぞ。)

名前の右側にはその半分の数である6本の線が描かれています。

タロットは象徴言語なので、「これだけを描いている」と限定されるものではありませんが、太陽の数の神秘的な体系が潜んでいる可能性はあります。

月の祭事では10月4日が中秋の名月、翌々日の6日が満月です。

太陽では11月7日の立冬や12月22日の冬至といった祭事があります。

当日は、芋や栗、ゆずやかぼちゃなど楽しみつつ、魂のための英気を養ってみてはいかがでしょうか。

ソフィア