クイズ解説・＜入口の森＞休息所

クイズへのご参加ありがとう。

ここはクイズ解説の＜入口の森＞休息所です。

では１問目からご覧ください。

#1. マルセイユ・タロットは現在のどこの国で出来たでしょう？

A.フランス

マルセイユ・タロットは現在のフランス、詳しくいうと南フランスの風光明媚なプロバンス地方の大都市マルセイユで生み出されたものです。
古来、港町として栄えてきたマルセイユには、世界中の先進文化を携えた人々が渡来し、この地にさまざまな文化的財産を集積してきました。
霊的精神的遺産、技術文化を結集し、秀でたカルティエの手によって、マルセイユ・タロットという叡智の結晶が生まれたのです。

#2. ちょっと難しいけど、知ってるかな？ タロット・カードは全部で何枚あるでしょう？

A.７８枚
タロット・カードは全部で７８枚あります。その内、大アルカナ２２枚、小アルカナ５６枚です。

#3. タロット・カードの１組をデッキと言います。デッキの中に、ちょっと不思議な絵が描かれたタロットの代表的２２枚があります。そのカテゴリーを何て言う？

A.大アルカナ
タロットのデッキの内、不思議な絵が描かれた２２枚を大アルカナと言います。カモワン・タロットのリーディングは、この２２枚の大アルカナをメインにして展開されます。

#4. その中でも不思議な感じのする１枚に、大きな糸つむぎ車が描かれたカードがあります。その名前は何？

A.運命の輪
大アルカナの内の１枚、大きな糸つむぎ車が描かれたカードは『運命の輪』です。このカードは、状況が運命的に、または、あるとき突然に変化することなどを表したカードです。

#5. 空中にキューピッドのような天使が飛んでいるカードがあります。名前は何？

A.恋人

大アルカナの内の１枚、空中にキューピッドのような天使が描かれているカードは『恋人』です。このカードは、恋愛等のように２つのものごとから１つを選択する状況を表したカードです。さまざまなことを象徴しますが、自分の心に正直になることが焦点であるときに現われることが多いようです。

#6. 代表的２２枚以外の５６枚のカードにはカテゴリーの名前があります。何でしょう？

A.小アルカナ
タロットのデッキ７８枚の内の、２２枚以外の５６枚を小アルカナといいます。カモワン・タロット・スクールでは小アルカナを補助的に用いつつ、大アルカナをメインとしたリーディング方法を主に伝えています。

#7. 上記の５６枚のカードはおおまかに２つのカテゴリーに分けられます。１つは数カード。もう１つは？

A.宮廷カード
小アルカナの５６枚は、１６枚の宮廷カードと４０枚の数カードに分けられます。宮廷カードはコートカード、人物カードと呼ばれることもあります。中世ヨーロッパでの宮廷人たちの服装が特徴的です。

#8. ５６枚のカードは上記の２つのカテゴリーとは別に、トランプ（プレイングカード）のように４つの組に分けられます。その組を何と呼ぶ？

A.スーツ
小アルカナの５６枚は１４枚ずつの４つスーツ（剣・杯・杖・玉）に分けられます。このスーツは「揃い・組」という意味で、一揃いで着る背広などの「スーツ」と同じ意味合いです。スペード・ハート・クラブ・ダイアの組を持つトランプはタロットの小アルカナから派生したようです。

#9. ４つの組の考え方の元になる「世界のすべてが４つの元素からできている」という概念を何という？

A.四大元素論
世界のすべては４つ異なる性質の元素に象徴的に分類できると考えるのが四大元素論です。四大元素の風・水・火・地の見方を知ると、タロットに描かれたシンボルの理解が容易になります。

#10. ５６枚のカードからは遊具として５２枚のトランプができました。２２枚のカードから１枚だけが、トランプの特別な何かとして入っています。それは何？

A.ジョーカー（ババ）

タロットの小アルカナからトランプが派生しました。大アルカナからは『愚者』の１枚だけがジョーカー（ババ）として入っています。しかしながらタロットにおける『愚者』の概念はジョーカーの枠をはるかに超えています。一度、マルセイユ・タロットをよく知るとタロット・リーダーの多くが一番大好きになる１枚です。

 

 

ここまででクイズ解説の＜入口の森＞休息所は終わりです。

楽しくタロットに親しんでいただけましたか？

また遊びましょう(^-^)/~~