タロットを学ぶ
episode 6
少し前から、タロットに興味を持ち始めた人、タロット初心者向けに、タロットについて、一からお話しする記事を書いています。
今回で6回目。今日は「カモワンタロットスクール」のことについて、お話しします。
一般的なタロット講座では、カード1枚1枚の意味と読み方に重点が置かれていて、それ以外にはタロットの歴史・浄化法などが加わるカリキュラムが多いようです。
タロットを勉強してみようと思う人の多くは、それぞれのカードの絵柄や意味を覚え、それらをどう読むのかということが関心の的でしょう。
では、カモワンタロットスクールの講座カリキュラムを見てください。
<カリキュラムにリンク>https://entree.soleil-19.com/school1-1/curriculum
「タロットマンダラについて」「元型と象徴」「二元論と四大論」「第5元素」というように、初心者から見るとよく分からない用語が並んでいます。
そして、「タロットとは何か」というような根本的なトピックもでてきます。
一見すると難しそうですが、これらはタロット全体に通じる骨格・成り立ちなのです。
特にカモワンタロットのリーディングに欠かせないのが『タロット・マンダラ』です。
タロットカードで「大アルカナ」と呼ばれる22枚のグループは、数字が1~21まで振られているカードと数字がない1枚のカードで構成されています。
タロットのことを知らなくても、カードを広げたときに数字に気づくと、順番通りにカードを並べることは自然に行うでしょう。
一歩推し進めて考えれば、大アルカナというのは1から21までの「順番」があるのだということが分かります。
ではそれは何の「順番」なのでしょうか。
それに繋がるのが「タロットとは何か」のトピックです。
そもそも、タロットとは何なのでしょうか。
何のためにあるのか、何に使うのかという根本的な話が分かれば、そのタロットの数字の順番の意味が分かってきます。
「1に始まって、1の次は2となり、2の次は3となる」ということは、カードは1枚1枚の単独ではなく、隣同士、あるいは全体の中の位置によって相互に関係性をもっているのではないかということになります。
相互の関係性があるなら、そのように並ぶ理由や法則性があるのではないかということになります。
それを理解する手掛かりになるのが象徴や四大元素の考え方なのです。
これらを知ることで、カード1枚1枚の性格や役割がわかってきます。
カモワンタロットのリーディングをするためにこれらの知識がとても役立ちます。
講座では、カードの1枚1枚の意味を学習する前に全体論を学びます。
全体がわかっていると、1枚1枚の意味合いが分かりやすく入ってきます。
タロットにはタロット全体を貫く物語があり、大アルカナの1枚1枚は特定の場面や登場人物なのです。
世の中にはタロット講座の情報がたくさん出回っていますが、2日分ほどで終わってしまう軽いカリキュラムのものが多いようです。
それでは語り切れない叡智や魅力がタロットにはたくさんあります。
それを伝えるためにカモワンタロットの講座は6日間の日程になっています。
当然ながら、すごく中身が濃く、おそらく初めて知るような知識が次から次にでてきます。
あなたの取ったノートは知識と情報で盛りだくさんの宝物になり、あなたのタロット・ライフのよき友になってくれるでしょう。