天上界に上るにはまずHEに☆神聖四文字が表すもの
こんにちは。
福岡カモワンのサポーターのソフィアです(^-^)
みなさん、
タロ道に励んでいますか。
今回は聖書的な象徴を含む話です。
神聖なる四文字を知っていますか?
神秘学やカバラの知識に触れていると出てきます。
イスラエルの神の名の子音だけを取り出したものです。
元々はヘブライ文字で表されますが、
英訳され、YHVHとも書かれます。
カタカナでヘブライ風の読みを表すと
ヨッド・ヘー・バウ・ヘーです。
神聖四文字、テトラグラマトンとも呼ばれます。
イスラエルの神の名前の発音を知っているのは
ごくわずかな人だけだそうです。
発音できないのは不便なので、
YHVHの4つの子音と
「ありてあるもの」という意味の『アドナイ』の中の
母音を組み合わせて
便宜的にヤハウェという呼び方になっているようです。
どうしてこれをまず説明したかというと
神性を見出していくためにカギになることが
関わっているからです。
英語圏では、
『神に到る唯一の道は彼である』
と伝わっているそうです。
そして
『彼を離れては神に到ることはできない』と。
どうやらこれは元々はヘブライ語で書かれた聖書が
英語になっていく中で間違われたものらしいのです。
この『彼』と訳されたものは
本当は「He」ではなく「HE」。
この元はヘブライ文字からY・H・V・Hが
YOD・HE・VAU・HEと書かれたものです。
一番最後のHEを指しています。
聖書を解釈する学問カバラによると
ここでのY・H・V・Hは
霊界・心界・形成界・物質界を表します。
聖書の福音書記者の本来の意図では
『神に到る唯一の道はHe(彼)である』
ではなく、
『神に到る唯一の道はHE(物質界)である』
と象徴的に伝えたようです。
上のレベルの世界にアプローチする前に
物質界での学びを怠ってはいけないこと
を伝えているようです。
霊的な探求をはじめると
ついつい他の世界の方にばかり関心がいきます。
土台をゆるがせにしないようにと
先人が昔から要注意を伝えていてくれたのですね。
タロットのカードにおいては
物質的レベルのもっとも象徴的なカードは
『皇帝(4)』です。
その理由は講座の内容に譲るとして、
リーディングの展開の中で
この『皇帝』が出てきたならば、
物質的、実際的な対応が焦点になることを
伝えてくれているということです(^-^)