月☆浄化すれば感情は味方になる
こんにちは、タロットしてますか。
昨日、今日ぐらいでハーフムーン、これから来週金曜日の新月に向けて月はだんだんと細くなっていきます。
ということで今回は『月』のメインテーマの1つである感情をみていきましょう。
タロットには四大元素の風水火地がたくさん描かれています。
感情は水で表わされます。
日本語でも「感情に流される」とか「心情を汲む」といいますね。
象徴性というものは洋の東西を越える普遍性があるようです。
挿絵を見ると、水らしきものは手前に溜まっている大きな水面があり、そして地上や空中に水滴と思われるものがあります。
水はさまざまなところにありますが、カードが正立である場合は問題ありません。
もしこれが逆向きだったら・・・
大きな水面は枠に収まっていられず、氾濫するでしょう。
地上の水は物質を水まみれにし、肉体に感情の重石を載せるかも知れません。
空中の水も暴風雨ように荒れ狂い、冷静な判断をするはずの思考さえ感情に引きずられかねません。
ここでは「幻想」「妄想」「マーヤー」ということが起こってきます。
それが逆向きにはたらいたときの感情のパワーの恐ろしさです。
だったら感情にこのような逆向きの暴走をさせないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
実はそれもカードの中に描かれています。
タロットとは見るだけでも智慧を与えてくれる叡智の絵なのです。
『月』の名前の通りに月に注意を向けましょうか。
月は太陽の光を受けて輝いています。
受けとめている月は「受容性」ということを伝えているのです。
犬に眼差しをおとす月は、子どもたちの要望の声をやさしく受け取る母なる女神のようでもあります。
発生した思念は受けとめられることを求めています。
受けとめるのはまず思念を生み出した本人です。
喜怒哀楽、どれであったにしても生まれてきたものが受けとめられれば問題があったとしても健全な形に収まりやすくなります。
「むかつく。ぶんなぐりたい」と思ったとしても、受けとめて「何で自分はこんなにむかついてるのかな」と咀嚼すれば次の段階へ進む足がかりとなるのです。
感情を抑圧して気づいてないふりをたり、むかつくことを外部の問題として非難する等をすると問題をこじらせます。
自分の感情を顧みずにいると、水は受けとめられず、腐乱してしまうことがあります。
過去に抑圧されたエネルギーは自分のオーラフィールドなどに溜まり、未来の思念に幻想による影響を与えてしまいます。
ただ、過去に抑圧してきたものも「何で自分は」と感情を顧みるようになるとだんだんと浄化されていきます。
浄化されていくと、感情は自分の進むとよい方向を感知するためのパートナーに次第になっていきます。
それまでは過去の怒りや恐れ等の堆積物がじゃまして、スムーズに感知できなかったシグナルが浄化によってキャッチされるようになり、直感という重要なアイテムになります。
これから一週間、新月に向かいます。
新月に向かう時期のエネルギーは、感情を解放するのに適切な作用を与えるといいます。
さて、これからどんな感情を解放していきましょうか(^-^)
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