自分のため☆その選択は大切

こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

なかなか暑くなってきまして、おうち時間を楽しめる工夫が必要になってきますね。

こういうときに趣味って大切だなと思います。

趣味は心をわくわくさせてくれるもののひとつですから。

わくわくは自分の本質の泉とつながっている印なんです。

この『恋人』は「(何かを・誰かを)愛する人」という意味です。

左右に選択肢がある場面で、真ん中の人は心の中で自分の選択が決まっています。

上には天使がいて、弦を引いた弓矢で方向を示しています。

わくわくは、天使が真実の選択肢を教えている時のシグナルです。

目の前に提示される現実的な「金」や「地位」や「性的快楽」などを目安にするのではなく、心の奥の琴線が震えるものを選ぶことが大切な場面です。

真ん中の人にはどちらに心が震えるかは感じられています。

現実的なものの誘惑を退ける勇気があるかがポイントになります。

選択のときに自分にとっての真実のものを選ぶためのトレーニングは、日頃から「好き」と思うものを選んでいくことです。

まずは趣味とか、小さなことからでいいんです。

集団の総意で決めるようなことは周りとの調和も必要ですが、それ以外のことは「自分のための選択」を大切にしましょう。

他の人に合わせ過ぎないことは、やさしすぎる人・我慢しがちな人にとって、本当に大事なことなんです。

そうやって自分を大切にすることは、実は、まわり回って他の人の幸せにもつながります。

『世界』のカードには大きな円が描かれています。

一人一人が、天使の弓矢の弦を大切にし、自分の選択を大切にすると、きれいな形を描く『世界』の大きな円のように、つながったすべてのものごとがまわり回って上手く整います。

物質次元に特有のタイムラグはあるのですが。

「どっちでもいいよ」「合わせるよ」などを言い過ぎていませんか?

言い過ぎているなら、方向転換してみませんか?

「わたしはこうしたい」「わたしはこれにしたい」を口癖にして、自分を大切にできるように。

それはまわり回って宇宙全体を大切にします。

実は『世界』は天使のような存在がいっぱいのところです(^-^)

ソフィア

カモワン・タロットのリーディングを学びたい方はスクール・ページへどうぞ。

『太陽』のイベント☆夏至がくる

こんにちは。アントレへ、ようこそ。

先日、庭で植木鉢を台ごと動かそうとしてひっくり返してしまいました。

「ああ、やっちゃったな」と思いつつも、昔はこういう些細な失敗でいちいち腹が立っていたことを思い出して「以前より気が長くなったみたい」と自分を振り返っていました。

ものごとの中には必ず陰陽があって、「陰」と見えるものの中には必ず小さい「陽」があり、「陽」の中にはちいさい「陰」があるようです。

植木鉢を戻しているときに、足元の小さい草に黄色い花が咲いているのを発見して清々しく感じました。

「やっちゃった」ではあるけど、「ちょっとうれしいな」のある小さい失敗でした。

少し成長したかなー(^-^⁼

太陽のイベントである夏至を明日に控えていますので、『太陽』のカードを取り上げましょう。

カモワン・タロットをはじめ、マルセイユ・タロットをお持ちの方はお気づきでしょうが、『太陽』のカードの名称の欄には |||||| みたいなシンボルが描かれています。

残念ながら、この挿絵には |||||| を描いていないのです。

お手元のカードか、カモワン・タロットスクール公式サイトのカード画像でお確かめください

『月』など、他の何枚かのカードにも描かれています。

日常でもこの象徴を見かけることがあります。

お店のレジで読み込まれるバーコードです。

バーコードはバーコードスキャナで読み込まれ、システムの中で元のデータに復元されて活用されます。

『恋人』のカードにもバーコードが描かれています。

カードの上の方には天使がいますが、天使が下に向かって放つ矢で愛に関するコードが届けられるようです。

受け取った人の中でコードが上手く復元されると、自分にぴったりの出会いに気づけるのです。

このカードは日本語で『恋人』と呼ばれますが、元々、フランス語では「愛する人」という名前のカードなので、愛の対象はさまざまです。

「~愛好者」という意味にもなりますので、大好きな趣味への愛、かわいい動物への愛もこのカードで出てきます。

その他、『正義』や『力』のカードにもバーコードが描かれていて、それに応じたデータの組み込まれたコードがわたしたちの人生において作動するということが示されています。

さて、『太陽』のカードの話に戻りますと、太陽から放たれたコードが下の人たちに受け取られます。

太陽の送るコードには、そのときどきによって異なるデータが組み込まれているとも言われています。

聖なる建造物で「春分と秋分のときにだけ聖像に太陽が・・・」「夏至には祭壇石のところに太陽が・・・」などの話がありますが、

太陽のイベントには、それに関心をもつ人たちにとって必要なコードやエネルギーなどを受け取るという重要な意味があるようです。

とは言え、この暑い最中ですから、みなさま、熱中症にはお気をつけください。

ソフィア

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『女法王』のアンティクな本☆シンボルのお話

こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

暑かったこの前とは打って変わって、涼しい日が続いていますが、梅雨入りの前触れなのでしょうか。

変化する気温の中でも衣服に気を付けつつ、心地よい春の日の残りを楽しみたいですね。

タロットにはたくさんのシンボルが描かれています。

それらを知っていくのはとても面白いものです。

タロットの絵柄をシンボルと呼ぶのは、絵が単にそのものだけではなく、多様な象徴性をもつからです。

例えば『女法王』のもつ本のような象徴は、本だけではなく、ノートや帳面、カード、手紙、書類など、様々なものに見立てることができます。

タロットの初級では『女法王』の本のような象徴は「聖典やその写本なのではないかな」と見立てられることを教わります。

そうすると「昔のヨーロッパ辺りの聖典の写本だったら羊皮紙に書かれているのかな」とさらに興味が出てきます。

そして「羊皮紙について調べてみようか」と知識が広がっていくのです。

ちょっと羊皮紙を探求してみましょう。

手に取ってみようと思ってお店で「羊皮紙をください」と言っても、現在では、羊皮紙に似せて作った「パーチメント紙」と呼ばれる植物性の紙が多分出て来るでしょう。

「パーチメント」がそもそも羊皮紙という意味なので、ちょっと紛らわしいですね。

本来の羊皮紙は、羊や牛や山羊などの皮から作られます。

材料となる原皮から余分なものを取り除くために石灰の液に浸したり、フレッシングナイフと呼ばれる両端に柄のある長い湾曲した刃物で毛や肉や脂肪などを削り取ったりします。

それを木枠に張って干し、リュネリュムと呼ばれる小さな湾曲したナイフで削ることで皮を伸ばし、最後にはチョークや軽石を使って研磨して仕上げるようです。

チョークなどを使って仕上げる羊皮紙は当然、白いものになります。

きちんと管理されている羊皮紙は、一般的な紙よりも遥かに保存が効くのだそうです。

上の写真は、1638年に封蝋されたという羊皮紙です。

外側は赤茶けていますが、内側は白いことが分かります。

『女法王』のもつ本は赤茶けているので「かなりの時代を経たものらしい」という見当がつきます。

『女法王』は古来の知識を学んでいるようです。

一方で『女法王』の顔や手は、さきほどの羊皮紙の内側のように真っ白です。

日焼けしていない白さは、彼女が閉じられたところに奥まっていること、そのために保たれている初さ・純粋さを表しています。

羊皮紙ひとつを挙げても、タロットの象徴は多くのことを語ってくれます。

何かを知りたいと思ったとき、タロットとじっくり向かい合ってみるのは面白いものです(^-^)

ソフィア

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