今回は「タロットってよく分からない。けど、ちょっと興味がある」と思っている方に、マルセイユ・タロットと大アルカナの雰囲気を少し知ってもらうためのお話です。
マルセイユ・タロットは78枚のカードで構成され、その中でも22枚の「大アルカナ」は、人生の奥深いテーマを映す特別なカードたちです。

大アルカナのもつ静かな力
大アルカナのカードは、それぞれが寓意画 であり、人物、シンボル、色、構図といった要素を通じて、「人生の根本に通じる問い」「魂の旅の道しるべ」「心の揺れ」などを表現しています。たとえば出発や自由を意味するカード、完成や統合を象徴するカードなど、それぞれが深い意味を持っています。
このような構造は、マルセイユ・タロットならではの特徴です。細かい絵の情報に頼らずに、解釈に豊かな「余白」があることで、読み手自身の直感や感性がカードに映りやすくなり、「カード=自分の心の鏡」という体験が生まれやすくなります。
なぜ大アルカナ中心が「入り口」として心地よいのか
- 人生の大きな問いや流れに向き合える
日々の細かな出来事ではなく、自分の心や生き方の根本を見つめ直すきっかけになります。 - 読み手の感受性を育てる余地がある
絵柄が過度に説明的でないからこそ、カードを通じて自分の内面に耳をすませやすくなります。 - タロットとの自然な出会い
78枚の意味を暗記するのではなく、大アルカナ22枚の象徴体系からタロットの世界を豊かにしていくことができます。
まずは大アルカナとともに ― 静かなタロットの始まりに
もし「まずは自分の心を見つめたい」「結果よりも自分自身の感性を大切にしたい」「タロットを道具ではなく対話の場にしたい」と思うなら、マルセイユ・タロットの大アルカナだけを手に取るのは、とてもやさしい入り口です。
カードと静かに向き合い、カードに描かれた象徴が、あなた自身の思いや感情と出会ったとき──新しい気づきや、あなたなりの物語が静かに語られているかもしれません。
ソフィア
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