ブルームーンストーンを探す旅withタロット
こんにちは。タロットしてますか。
今回はわたしが行ったタロットの興味深かいリーディング例を紹介します。
先日の22日は獅子座の新月でした。
また皆既日食も起こった日でもあり、天体ショーは日本では観測されませんが、そのエネルギーは日本にも来たとも言われます。
なかなか特別な日だったということです。
午前3時くらいが新月の時刻だったので、1時くらいに新月のワークをしました。
自分に必要なエネルギー、メッセージを受け取れるようにサポートの存在や新月に依頼して瞑想。
下腹の辺りに溜まった感情のエネルギーを「ブルームーンストーン」で浄化するといいという情報を受け取りました。
「うーん、なるほど」と納得しました。
しかしながら、わたしはムーンストーンらしいムーンストーンをもっていないのです。
ムーンストーンと呼ばれるものはいくつかあってややこしいという話を以前、聞いたことがありました。
それで半日かけて調べまくりました。
以下がその要約。
・現在、市場でムーンストーンとして売られているものには、元来ムーンストーンとされてきたもの、以前から代替品とされてきたラブラドライト、最近、代替品として認知されるようになったペリステライトがある。
・元来ムーンストーンとされてきたものの中で、透明度が高くブルーのシラーを発するものは「ブルームーンストーン」として珍重されてきた。
・ラブラドライトはギラッとしたシラーが特徴で、多色のシラーが出やすく、「レインボームーンストーン」という名前でも売られている。
ホワイト・ラブラドライトの中にはブルームーンストーンと見分けがつかないようなものがある。
・ペリステライトのシラーはブルームーンストーンに酷似していて、素人ではほとんど見分けはつかないレベルである。
ペリステライトは「ロイヤルブルームーンストーン」という名前でも売られていて、その名前も消費者が混乱する原因になっている。
読んでいて、混乱してきたでしょ(^v^;)
ネットで調べていても、いくつものショップ・サイトに間違いを見つけましたので、売る側も知らない人が多いようです。
1日調べた程度の情報ですが、実際の値段はムーンストーンのブルームーンストーンのきれいなものは他の2種類よりもずっと高いようです。
☆ ☆ ☆
さて、ここからがタロット・リーディングの本題です。
最初、わたしはそれほど高いものを買うつもりがなかったので、ペリステライトかホワイト・ラブラドライトのどちらかでいいのかなと思っていたんです。
それで「どちらがわたしのワークに適しているか」をリーディングしました。
するとラブラドライトは『恋人』が逆向き。
選択肢として問題があると解釈できます。
ペリステライトは正立でしたが、そのカードは『悪魔』でした。
ラブラドライトよりはましだけれど、(もたらされたメッセージのための石としては)本物とは言えないということになります。
この結果に頭を傾げて「それならば」と、ペリステライトとムーンストーンで同じ質問のリーディングをしました。
ペリステライトは『皇帝』が逆向き。
現実的なパワーに過不足があるとリーディングできます。
ムーンストーンは『手品師』で正立でした。
『手品師』は机の上や両手にさまざまなアイテムをもって仕事をしている様子を表わしています。
特に見てもらいたいのは左側の手、つまり手品師の右手に丸いものがもたれているということです。
玉をもっているんですね。
玉をもった仕事(=ワーク)をする人のカードで答えを見せてくれるという、タロットのメッセージの分かりやすさが出ています。
その後、さらに検索を続け、詳しい産地名で探していくと、スリランカの自社鉱山から採掘しているという、元来のムーンストーンの「ブルームーンストーン」を扱っているサイトを発見できました。
きれいなものもいっぱいありましたが「ワークが目的、ワークが目的」と頭をふりふり、標本用にと勧められている価格が手頃な石を注文しました。
見つけられるところまで含めての「手品師の正立」だと思います。
なかなか興味深いタロットの旅でした。
タロットと一緒に旅をするのは面白いものですが、こういう「もの探し」の旅をするのも楽しいですよ。
面白いタロットとの旅があれば、よかったらスクールにシェアしてください(^-^)
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