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2018-08-30

おだやかな感情を流そう☆四大元素と『星』

こんにちは、カモワン福岡のブログへ、ようこそ(^-^)

今回は、最初のうちは少し難しく感じる四大元素を扱ってみましょう。
 
 
タロットには四大元素が様々なシンボルとして出て来ます。

例えば思考は剣であり風で、感情は杯であり水で象徴されます。

運動やパワフルさといったエネルギッシュなものは杖と火に分類されます。

肉体やその他の物質的なものは玉、地に当たります。

すべてのものを四つのどれかとして分類することができるんですが、わたしたちはその感覚をすでに日々使っています。
 
 
例えば「情に流される」や「思いを酌む」という言い回しは、自然に感情を『水』的な性質のものとして扱っています。

「火花を散らす」というのはエネルギッシュな戦いの表現ですし、「頭が切れる」とは頭脳明晰な様子です。

このように見ると四大元素の考え方は興味をもって捉えることができます。
 
 
例えば、思考を過剰に働かせすぎると「風」が吹きすぎます。

すると水である感情が乾燥して「ドライ」になる可能性が高くなります。

最も完成した状態を表わす『世界』のカードに四大元素をすべてが描かれていることが、人間はすべての元素をそれなりのバランスでもっていることが望ましいということを伝えています。

しかしながら「自分の感情と向き合うのは面倒くさい」「そんな暇はない」という人がいるんです。
 

 
思春期の頃のわたしはそういうきらいがあったのですが、それは自分の弱さから逃げていたのではないかと今では思います。

仲のいい友達の前でさえ泣くことがないのをドライでいいことのように思っていました。

「泣く自分」なんてどのように取り扱っていいか分からないというのが本当のところだったでしょう。
 
 
では、水である感情を回復するにはどうしたらいいでしょうか。

まずは乾かしすぎないことなので、あまり、分析的に物事を考えないようにすること。

いちいちジャッジしないことです。

そうして、水である感情が回復してきたら、その感情を自分が「好きな方向」に向けることによって、情熱(火)で感情が水蒸気のようにパワフルになります。

「正しい方向」や「意義のある方向」は風ですので、それで方向性を決めるのは感情の回復のためには逆効果です。
 
 
また、水が澄んでいるか、濁っているか、流れがブロックされていないか、も大切です。

水が澄み、流れに滞りがなければ、感動や感激を受け取れる器になれるからです。

逆に濁ったり、滞ったり、元よりドライすぎてしまうと、受け取れたはずの感激が心の奥まで届かないということになるのでしょう。

やっぱり澄んだ水がいいですよね。
 

 
このカードは『星』です。

調和した自然の中で植物が育っているようです。

このカードにも四大元素が描かれています。

星が瞬いているのは、空気(風)が澄んでいる証拠です。

植物(火)が元気に育っているところから、星が出る前は太陽(火)も降り注いでいたのでしょう。

大地(地)は豊かな草原になっています。

そしてもちろん水は水路を流れ、女性も豊かに水を注いでいます。
 
 
四大元素の調和が取れた自分でいることは、自分の内なる源泉からのエネルギーが豊かであることの基になります。

そのことはこの四大元素が集まったカードの名前の「L’ETOILE(星)」が「LE TOULE(泉)」に似せて描かれていることからもいえるのです。

感情が気持ちよくおだやかに流れているようです。
 

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