リーディングの質問立てのときに☆ソフィアからの提案

こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

お盆になって、少しは暑さがやわらいでいるようですね。

あと2週間くらい夏バテしないように気をつけましょう。

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さてさて、今日はカードのことではなく、以前から提案したかったタロットの質問立てのことについてとりあげます。

タロットは望みができたときや悩みができたときにリーディングしますよね。

望みの場合はただ素直に質問を考えてリーディングすればいいだけなんですが、悩みの場合は工夫があるといいみたいです。

前向きな質問にできてからリーディングすることで、創造性を望ましく発揮できます。

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このことは心理学者の加藤諦三さんのお話にヒントをもらいました。

他の心理学者の言葉の引用で

「行動はその背後にある動機を強化する」

というような言葉だったかと思います。

行動を起こすと、その行動を起こしたこと自体が行動の背後にあった動機を強めるということです。

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例えば、Aさんが「Bさんをいい人だと思うから、いいところを他の人にも伝えて応援したい」と思っているとします。

そして他の人に伝えると、その行動を起こしたことそのものがAさんの中で「Bさんはいい人だ。応援すべき人だ」という気持ちを強めます。

その行動を度々繰り返すほど、元の動機を強めていくので、AさんはBさん応援によりのめり込むのです。

例えば、Cさんが「Dさんは恐いから機嫌をとろうかな」と思っているとします。

Dさんの機嫌をとると、機嫌をとったことそのものが、Cさんの中でDさんに対する恐れの基盤を強めます。

恐いから機嫌をとるという行動を繰り返す度に「Dさんは恐い」はCさんにとって覆しにくい強い観念となっていきます。

注意が必要ですね。

例で人間関係をあげましたが、他のものごとにも言えることです。

悩みがあるときにはそのままリーディングするとその悩みやその背景を強めるかも知れません。

悩みの方にフォーカスするのをやめて、フォーカスを望みの方に変えてみましょう。

自分は今どのようにありたいのか。

「悩み」は「望み」を照らし出すための「材料」だと知るのです。

「わたしは悩みたいのではない。そうじゃなくて、本当はもっとイキイキしてくらしたいんだ」

「イキイキしたい」だったら「イキイキ感」に

「安心したい」だったら「安心感」に

「ワクワクしたい」だったら「ワクワク感」にフォーカスを向けます。

「イキイキ」や「安心」や「ワクワク」に感覚が寄りそってから、それを足掛かりにして現実化したい思いつきが「勝手」に出てくるのを待ちましょう。

(天使から「勝手」に放り込まれる直感の矢)

それが出て来てからタロットに向かい、質問を立ててください。

いい形で「背後の動機を強化」したり、自分に許可を与えたりするのにタロットを活用しましょう(^-^)

ソフィア

 

 

カモワン・タロットのリーディングを学びたい方はスクール・ページへどうぞ。

スクールで学ぶことの良さとは|YouTubeアップしました

アントレTAROT LIFEのYouTubeチャンネルはご覧になっていただいてますか?

今回、お話したのは「スクールで学ぶことの良さ」についてです。

タロットを勉強しようと思ったら、独学で書籍を読んで学ぶ人も多いですが、スクールで学ぶという人もいると思います。
カモワンタロットスクールの場合、スクールで学ぶというのはどんな良さがあるのかを話していますので、参考にしてみてください。

キーワードは『右脳』です。

その数に意味はあるのか?☆タロットの質問での数を考える

こんにちは、アントレへ、ようこそ。

昨日から急に冷え込み、あられの降る音が聞こえていました。

みなさま、暖かく、心地よく、お過ごしくださいね。

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(リーディング中の『女法王』)

タロットの質問を決めるときに、数が出て来ることはしばしばあります。

「この質問で数にこだわっていいのかな?意味あるのかな?」と思うこともありますよね。

質問立ての際に「数をどう扱うといいか」を見ていってみましょう。

例えば

①「試験で80点以上とって合格できますか」

②「イベントの予算は10万円で大丈夫ですか」

③「100人参加者を集める会合を成功させられますか」

など、色んな状況で数を含む質問が出てきます。

①のテストの質問ですが、実はこれは引っ掛け問題です(^₋^ゞ

カモワン・タロットをすでに学んだ人は気づいたでしょうか?

基本的にこの質問でのリーディングはしません。

試験などの質問は、リーディング内容がよければよかったで、悪かったら悪かったで弊害がある場合があるからです。

「合格」と聞いたばかりに勉強のテンションが緩んでしまうとか、「不合格」と聞いてすっかり投げ出してしまうとか。

試験勉強のためには「どんなことに気をつけて勉強するといいか」などの質問立てがおすすめです。

②の予算の質問などは、「10万円」という条件が本当に意味があるかに掛かってきます。

「予算をオーバーしても決定権は自分にあるから」という場合、質問に「10万円」を入れてもあまり意味はありません。

そういうときは、12万円になりそうでも逆向きで出ないこともありえます。

本質的に本人にとっては「問題がない」のですから。

それとは逆に「予算管理は自分だけど、管理能力を上司からチェックされる」という場合は、先ほどの条件と大きな違いがあり、焦点になります。

ですから、数にこだわる質問を立てるか、否かを真剣に検討することはリーディングの際に大切なのです。

③の会合の質問で考えてみましょう。

質問をもんでみると「100人にこだわる必要はなかった。いい会合にしたいだけで。あくまで目安として言ってみた」という場合もあるでしょう。

その場合はシンプルに「よい会合にするにはどうすればいいですか」の方がいいかも知れません。

質問をもんでも、

「恒例で100人会と銘打っているので、盛り上がりのために100人以上集めたい」

とか

「100人未満だと会場代が割高になるので困る」

のようなこともあるかも知れません。

そういう場合は数を含めた質問でリーディングすると、数の条件に見合った問題カードや解決カードが提示されるでしょう。

ということで、数を含んだ質問が出て来たときには

「どうしてその質問なのか?」「数に大切な意味があるか?」をリーディング前に精査してみましょう。

ときには質問立てをしなおしてリーディングに臨むというのがいいかも知れません。

どのような質問でリーディングするとしても、カモワン・タロットの展開法は状況をパノラマのように見せてくれて、とても興味深いメッセージを伝えてくれます(^-^)

ソフィア