『恋人』の「地」はアシメトリー

こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

暑いですね~。

こんな暑い日は室内でタロットに励むに限ります(^▽^)

今回は背景の象徴をとりあげますが、

人物などの象徴より面白味がないというようなことは一切なく、

結構な洞察を与えてくれます。

☆ ☆ ☆

あなたの好きなことは何ですか?

心の琴線に触れることは何ですか?

心が振えることは何ですか?

そう問うところから始めたのは『恋人』というカードが「愛」や「好み」に関わるカードだからです。

「恋人」という意味の<amoureux アムルー>は「愛好者」という意味にもなり、このカードの登場人物は何が好みかに想像を巡らすこともできます。

今回のブログの題名にもあるように、

『恋人』の登場人物たちの背景にある黄色い地層はアシメトリー(左右非対称)です。

あまり目立たない描かれ方ですが、そこには実は大切な意味が隠れています。

(挿絵には詳細なシンボルが描かれていません。お手元のカードか、カモワン・タロットスクール公式サイトのカード画像でお確かめください)

何かを「好き」であるには感情がはたらいています。

感情は水です。

感情は水に例えられ、水のような性質をもっています。

「気持ちを汲む」とか「情に流される」「好奇心が湧く」などの言葉で表されるように、感情は水で象徴されます。

このようにいうからには、『恋人』のカードのどこかに水が描かれているだろうと思うところですが、

実は水そのものは描かれていなくて、描かれているのは水が流れたしるしです。

真ん中の人は、左右の人と関わって<émouvoir エムヴォワ(仏)感動させる・動揺させる>られています。

背景の黄色い地層は、向かって右の青い袖の人の側にはありません。

青い袖の人の指が彼の胸に触れています。

その言動が彼の心の琴線に触れたために「感動」が湧きおこり、感情(水)が流れ、黄色い地層は流されたようです。

赤い袖の人の側では、黄色い地層が上から押しつぶされたようになっています。

「現実を見ろ」「立場を考えろ」と言わんばかりの赤い袖の人の指先に圧迫されたかのようです。

「動揺」しているのかも知れません。

感動が地面を流したり、動揺で地面がひしゃげたり。

これらの象徴が伝えることはこうです。

「もし、人生の岐路にあるのなら、心を羅針盤にして喜び・感動・活気を感じる方に針路をとりましょう。

感動などの強い感情は、岩をも砕く大波のようなパワフルなエネルギーをもっています。

あなたの心の琴線に触れ、心を感動させるような選択肢を選ぶと人生を動かしていくエネルギーが湧きます。

一方で、あなたが動揺するような選択肢は人生を圧迫し、押し固める方へと向かわせます。

それではあなたの人生を活き活きさせることにはならないようです。」

一見似たように見える選択肢でも、あなたが感動できるものを選ぶか、そうではないものを選ぶかの違いは次の人生の場面に大きく反映します。

感動は人生に栄養を与えます。

感情と人生の進み方については、次の『戦車』のカードも大切なことを伝えてくれるようです。

 

ソフィア

 

『恋人』のカードはあなたに何を伝えるでしょうか。

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変容する者☆『ⅩⅢ』の再生

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こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

雨、降りますねー。

この雨が緑を育むのだからしばしのシンボウ。

さて、前回の『節制』と視線を合わせているような『ⅩⅢ(13)』を今回はみていきましょう。

(前回の「変容者を見護る者☆『節制』」も合わせてご覧ください<(_ _)>)

『ⅩⅢ』には、やせ細って苦しんで、大きな鎌をもっている者が描かれています。

黒い土の「黒」は「死」を思わせ、そこに埋まった「頭」はまるで死者の頭のようです。

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「死すべき段階」の古い状態に「思考・考え」が埋まっていることを示しています。

さらに肉色の足の下にある「頭」は見えにくいところにあります。

つまり自覚できないほど抑圧してしまった考えのようです。

肉色の足の下の抑圧した「考え」はジガジガと『ⅩⅢ』を痛めつけますが、苦しみの原因が自覚されていないので、もうひとつの頭の方に刃物の先が向かっています。

(挿絵には詳細なシンボルは描かれていません。お手元のカードか、カモワン・タロットスクール公式サイトのカード画像でお確かめください)

ジガジガした怒りの「考え」が無自覚の黒い土の中から衝動的に湧き上がっています。

『ⅩⅢ』の肉色の足はジガジガの危険な暗礁に乗り上げている状態です。

もう一方の空色になった足の下は黒い土があります。

霊化した空色の足は黒い土に抵抗なく接地しているように見えます。

『ⅩⅢ』は肉色の方ではなく、空色の足の方に重心を移した方がよさそうです。

抑圧した思考から逃げると、『ⅩⅢ』は逆向きになり、『節制』と向き合うことはできず、苦しみが募ります。

空色の方に重心をおいて、無意識の領域をさらってみれば、『ⅩⅢ』は抑圧してきた古い考えに気づき、整理することができます。

そのときにはもう『ⅩⅢ』は『節制』と向き合っていて、大きな天使は『ⅩⅢ』が変容していくのを助けています。

苦痛を感じていたら、まずは痛みを生む「考え」に軸足をおくのはよしておきましょう。

その「考え」はあなたに合ってない古いものです。

自分にやさしい目を向けながら、いやな感情の元になっている「古い考え」を見つけ、捨て去る作業を改めてやっていきましょう。

そうすると大きな天使がゆっくりと癒しの液体を注ぎ入れ、今までとは違う新しい考え方が芽吹いてくるようになります。

『節制』は癒し手なので、『ⅩⅢ』のように苦しい時にはヒーラーやセラピストなどにサポートしてもらうのもいいかも知れません。

ソフィア

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変容者を見護る者☆『節制』

こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

今回は『節制』のカードです。

『節制』には地上に降り立った大きな天使が描かれています。

タロットを学び始めた頃のわたしには、この天使がスラッとした女性のように見えていましたが、最近では男性のようにも見えています。

みなさんにはどう見えていますか?

一般に、天使は中性あるいは性別はないと言われます。

情熱の赤と冷静さを思わせる青を身につけているこの『節制』の天使はバランスよく中庸を保っているようです。

『節制』の天使は水瓶を2つ持っていて、アストロロジーの「水瓶座」を想起させます。

「水瓶座」を意味するフランス語は<Verseauヴェルソー>です。

<Verseau>は<verserヴェルセ:注ぐ>という言葉からきています。

<verser>には「注ぐ」だけでなく、「与(くみ)する・賛同する」などの意味があります。

『節制』の天使は視線を向ける対象に与する、協力する存在のようです。

タロット・リーディングでの場合ですが、

「〇〇は天にサポートされるか」という質問でリーディングしたときに

天の使いである『節制』が、その〇〇を表わすカードを正立で見ていたら、「〇〇は天にサポートされる」と読むことができます。

『節制』の天使が下に構えた水瓶の開口部は赤いのですが、上に構えた水瓶の開口部は黄色です。

黄色い開口部はくちばしのように尖っています。

(挿絵には詳細なシンボルは描かれていません。お手元のカードか、カモワン・タロットスクール公式サイトのカード画像でお確かめください)

くちばしがあるのは鳥です。

鳥は翼で飛べることから、翼は自由をもたらす象徴です。

特に地上から自由であることから、鳥は精神・魂・聖霊なども象徴します。

黄色い水瓶から液体を注ぐ『節制』は「地上からの自由」や「魂の呼びかけ」をもたらす存在です。

『節制』は14という数をもっていますが、次には13の数をもつ『ⅩⅢ』があります。

『節制』は黄色く輝く目で『ⅩⅢ』の黒い土の方を見ています。

次はそちらの方を見ていきましょう。

ソフィア

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