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2024-08-13

環境は到達したい視点のためにある☆『吊るし』の棘

こんにちは。アントレへ、ようこそ(^-^)

お盆ですね。暑いですね。

いつもはあまり氷の入ったものは飲まないわたし(ソフィア)ですが、しばらくは氷のありがたさを感じる日が続きそうです。

ついでに、厳しい暑さを例にして、ちょっと考えてみましょう。

『暑さと冷房を作ることをどう捉えるか』から。

ある人は「人間は暑さに抵抗して冷房を作り出した」というかも知れません。

また、別のある人は「人間は暑さに促されて冷房を作り出した」というかも知れません。

主体と環境を敵対的に見るか、協調的に見るかの解釈の違いですが、それによる精神的なエネルギーはかなり違いそうです。

私事になるのですが、タロットをしていて、全面的にではないのですが、母親から反対的な意見を受けたことがありました。

その頃はショックを受けて、わたしの方から境界線を引くような発言をしました。

今考えると、他者に何を言われても自分がしたいことを選ぶという経験をするためにその出来事が必要だったのかも知れません。

母親の反対意見に促されて、タロットへの強い思いが確認できたと解釈すると、出来事の流れを肯定できることが分かります。

これは妥当な解釈なのでしょう。

人生は必ず自分のためになることが起こるように出来ている、そうなるように人生設計して生まれてくると言われています。

けれども、環境をどのように見るかで、そこに怒りや執着が起こるか、手放しや感謝が湧いてくるかが違って来ます。

いらっとすることや悲しくなることがあったら、「これって何か促しているんじゃない?」と振り返ってみると自分も周りも肯定できる視点が見つかるかも知れません。

このカードは『吊るし』です。

人物を左右から挟んだ枝打ちされた樹は棘のように尖っています。

この人がこの棘のある環境で揺れると、左右の棘に痛みを覚えます。

3次元的思考に深く入り込むと、棘はさらに容赦なくこの人を傷つけます。

左右の棘という環境は、この人を3次元的な視点から抜け出させたいのです。

内観や黙想で高い視点からの解釈を試みていくと、上向きの棘はこの人物を上へと解放してくれます。

自分の気持ちや今の視点が明らかになり、高い視点からものごとが見えると、自分も他人も肯定できるように変わっていきます。

この時期、故郷に帰省したり、連絡をとったりすることが多いでしょう。

生まれ育った環境の視点を整理するための刺激を受け取ることがあるかも知れません。

そうした折には、その刺激は3次元的思考から自分を自由にさせようとしていて、到達するはずの視点が自分にはあるはずだと気づいて下さい。

わたしたちはまだまだ自由になれます☆

ソフィア

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