春が来たから☆2025年と令和7年のイヤーカード
こんにちは。アントレへ、ようこそ。
今年は、年始のイヤーカードの記事を書かなかったのですが、ふと思い浮かべると2025年、令和7年のカードも示唆に富んでいるので、やはり書き出してみようと思います。
春や4月もある意味では始まりの時期ですから(^-^=
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「西暦2025年」での動向・大局を表す世界的なイヤーカードはこの『隠者』になります。
『隠者』は杖とランタンが特徴的なカードです。
この杖のシンボルは、体勢を保つために「支え」が必要なことを表わします。
心にしても、体にしても、状況などにしても、何らかの「支え」が必要なハードな状況・試練が考えられます。
杖が描かれているということは、自分が支えを求めれば得られるという意味でもあります。
試練が生じる可能性があるため、『隠者』は慎重さを要します。
『隠者』は「見る(観る・診る)」ためのランタンの明かりを掲げて、慎重に対処しています。
分厚い外套は自分の身を守るアイテムです。
場合によっては「かくれみの」のように身をひそめることが得策という場合もあるかも知れません。
いずれにしても、慎重に対処することによって、見えてくる自分なりの気づきや答えがありそうなのが2025年です。
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わたしソフィアとしては、ランタンの中の「火を消さない」ということをポイントにしたい気がします。
本来、人の内にはそれぞれ智慧が備わっていますので、外部の騒音によってそれをかき消さないように気をつけていきたいと思うのです。
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「令和7年」での動向・大局を表す日本のイヤーカードは『戦車』になります。
『戦車』は、騎士が二輪戦車で凱旋する様子が描かれているカードです。
これはブログのための挿絵なので詳しく描いていませんが、実物のカードは高度な描き方をされています。
(お手元のカードか、カモワン・タロットスクール公式サイトのカード画像でお確かめください)
騎士は、戸惑っているようにも、毅然として余裕があるようにも見える表情で描かれています。
下にいる2頭の馬もそれぞれ異なる様子で描き分けられています。
小さい馬はグレた表情のようですが、大きい馬は超然とした表情で描かれています。
『戦車』のカードは、まるでデカルコマニーの手法で作った絵のように左右対称的でありながら、細かな表情やシンボルによって、左右がかなり異なっているのです。
グレた小さい馬の足元には7枚の赤い葉の草が生えていますが、端の2枚は黒い棘として描かれているようです。
超然とした大きい馬は、もう一方の馬に注意を払いながら進んでいます。
騎士は凱旋の途上でも足元への注意が必要です。
『戦車』のいる地上界はでこぼこが多く、隠れた障害物・罠なども潜んでいるからです。
台の上に立つヒーローは自分の足元に気をつける必要があります。
自分の内側や外側のグレた小さい馬によって足元をすくわれないように気をつけて。
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わたしとしては、台の緑色のしずくが気になります。
緑色のしずくは本質に起因する燃料などを象徴します。
魂の本質に結びつく情熱を心の指針に道を進むと、おいしい思いをしようとしていた狼はしっぽを巻いて退散するようです。
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『隠者』も『戦車』も程度の差はあるけれど、慎重さ・注意力が必要な局面にあります。
それでも『戦車』の本質の緑のしずくや『隠者』の照らし出すランタンなど、助けてくれるアイテムは装備されています。
今年は、本質や自分の内なる智慧をぜひ活かして生きましょう(^-^)
ソフィア
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