何を大切にするか☆いろんな落とし穴
こんにちは。タロットしていますか(^-^)
精神性の向上を目標にして歩き始めると、出会いやすいテーマというのがあります。
ヒーラー、セラピストの役割をすると、何のためにはたらくか、誰のためにはたらくかという問題にしばしば突き当たるのです。
出会った叡智によって自分が「生かされた、癒された」と感じると、その素晴らしさを他者にも伝えたくなります。
シェアすることよりも自分が叡智を吸収することの方が重要な目的という時期もあります。
その場合、他者に伝えることにエネルギーを費やしすぎると負担を感じることがあるのです。
本当にしたいことじゃないのに「叡智を広めるのはいいこと」と思い込んで無理すると、心をワクワクさせたはずの探求にストップが掛かってしまいます。
そのときに考える必要のあること。
それは「誰も二人の主人に仕えることはできない」ということです。
最も大切にできるものはひとつであるということです。
自分の心に、最も大切なものを聞いて返って来る答えはひとつしかありません。
二つを同列に大切にしようとすれば、自分をごまかすことになります。
心が自分の充足を先にしたいと感じているのなら、それを優先するのが正直な生き方です。
(『審判』:真実の声を響かせている大きな天使)
わたしたちの中には意外なほど多くの「不要な価値観」が入り込んでいますから注意が必要です。
現代の社会ではお金が重要な価値観になりすぎている傾向があるので、「本当にしたいこと」よりも「より稼げること」を基準に選択してしまう落とし穴があります。
「今はお金をつくる必要がある」というときもあります。
目的達成のためにお金が必要なら、必ずお金を従として位置づける意識を保つことが大切です。
本当に大切なことの方がいつの間にか眼中になくなっていたという罠がありえます。
「軒を貸したら母屋を取られた」なんてことがないように気をつけることが必要です。
これは『悪魔』というカードです。
お金を表わすカードの内の1枚です。
悪魔に従う小さな人たちには首にロープがついています。
下僕(しもべ)になっているのです。
このカードは不誠実な契約を表わすこともあります。
おいしい話が来たときに「こういう話ってやばいんじゃない?」と思いつつ話に乗った場合には、このカードが正立でも不誠実な契約であることがあります。
正立なのになぜ不誠実かというと『悪魔』なので嘘をついて当たり前だからです。
ですから「この契約は誠実なものですか」等をリーディングしたとき、このカードが出た場合は正立でも充分に程気をつけるか、あるいはキャンセルを検討する方がいいかも知れません。
(質問に入れていなければ別のことを示している場合もあります)
このカードは、人間がその言葉に騙されないくらい賢明になる必要性を教えるという存在意義があります。
大切なプランがあり、また別の方でもおいしいプランがあるよとの誘惑があるとき。
あるいは大切な人がいるのに、他から下心を刺激される誘惑があるとき、そこには選択の局面があります。
(『恋人』は選択の局面)
そういうとき、人は真実の心でしっかりと腹をくくりなおす必要があるのでしょう。
探求を続けていく中で、真実のものと不実のものを選び分ける力をつけていくことは大切なことのようです。
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