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2014-12-25

クリスマスは太陽とイエスのお祝いの日

今日はクリスマスです。

イエスの誕生をお祝いする日です。

イエスの誕生日そのものではなく、

古来の冬至のお祝いに合わせたものです。

タロットカードの図像にはイエス・キリストを

想像できるものが結構多いのです。

例えは『世界』は、キリスト教の教会の入り口にある

四聖獣の真ん中にイエスが配されている浮き彫りを

モチーフとしているようにも見えます。

また『皇帝』のカードは王を表わすカードですが、

イエスの磔刑の際、ローマ兵は十字架に

「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」

と記したとされています。

また『皇帝』は建築家のシンボルも描かれているので、

大工だったとされることにもぴったりです。

:『皇帝』

下の『吊るし』のカードはなかなか印象深いカードです。

それは「架けられた」男性が描かれているからです。

『吊るし』はロープが足に掛けられており、手は後ろ手になっていて、

活動性がほとんど見受けられないカードです。

じっとするカードなのです。

足の4のような形は木星のシンボルと言われていて、

木星はポジティブさや拡張的な様子を示します。

木星のシンボルは『皇帝』にもあるのですが、

『皇帝』は王尺を手にして積極的な動きをしているので、

活動を拡大させていることがイメージできます。

:『吊るし』

一方、『吊るし』の男性はじっとしたまま、架けられたままでありながら、

拡張しているのです。

それはイエスが「架けられる」ことを選択することで

存在が世界中に伝播した事実と一致するのかも知れません。

『吊るし』の両側の木には葉がありません。

枝打ちさえされているようです。

枝を打ちをするのは短期的な目的ではなく、

長期的な樹木の生育を視野に入れているからです。

イエスも長期的な目的を見ていたのでしょう。

こう見ていくと『吊るし』はイエスに合っている要素が

多く見受けられる気がします。

磔刑も悲しむようなものではない感じもしてきます。

クリスマスは太陽にしてもイエスにしても

輝いて復活するものを祝うよき日のようです(^-^)

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