『神の家』は単独登頂☆歩いてきた人が逆さまになった
こんにちは。アントレへ、ようこそ☆
「目覚めに向けて、自分を浄化する絶好のタイミング」(針の目の通過)が来ているという話を前にも書きました。
浄化のためのエゴなどの浮き出しできついと感じている人がたくさんいるのではないでしょうか。
光と影あるいは闇がギュッとひとつのところに集まっているような大変な感じです。
だからこそ悩みから気づきに転換しやすく、浄化しやすいタイミングなのですが。
何とか、少し気楽に進んでいきたいですね。
そのためのヒントがタロットの象徴の中にあるかも(^-^₌
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タロットの中で見ると『神の家』のカードに、目覚めて生きる選択をした人の様子があります。
『神の家』には逆さまになった人がいます。
この人の足元に足跡があるので、この人がここまで歩いてきたことが分かります。
(いつもながら、挿絵には詳細な描写がありません。お手元のカードか、カモワン・タロットスクール公式サイトのカード画像でお確かめください)
逆さまで逆の視点をもっています。
その顔には、輪郭線を含めて3本の線で頬の線が描かれていて、多面的な感じと読み取ることができます。
ちょっとおどけているようで、口元も少しほほ笑んでいます。
逆の視点・多面的な視点を得た人はユーモアをもって大きく目を開いているようです。
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逆の視点は、逆の立場になって考える視点・結果と原因を逆に見ることができる視点などの象徴です。
「逆に自分があの立場だったらどう感じるだろう」
「こういうことを経験しようと魂のレベルで選択したから、~~なあの環境に生まれることにしたんだな」
といった気づきを得られています。
それができたので、人生における物事を他者のせいにしない自由さでもって微笑んでいられるようです。
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『神の家』の扉は一人用の狭い扉です。
「~のためだったから」「~がそう言ったから」「~のせいで」とかの理由を申し開きにすることはできない扉になっています。
自分の荷物を誰かに持ってもらうことはできませんし、誰かの荷物を自分が持つ必要もありませんし、持つこともできません。
だから「~なくてはいけない」と外にあるルールではなく、「自分はどう思うのか」「自分らしい本質」が大切な基準です。
だから腹をくくっている必要もあります。
『神の家』の逆さの人のお腹にはベルトのような黄色い線が1本あります。
人間界の『恋人』のカードには、ふたりの人に3本の黄色い線が腰に描かれていますが、それは登山などで相棒と身体を結ぶザイルに例えることができます。
それに比べると、『神の家』の1本のベルトは高みへの単独登頂の象徴と解釈することができます。
『神の家』の入り口はやはり隘路なのです。
隘路を通って行くその高みへは、実は謙虚さがなければ到達できないことが逆さになった人の頭が低くなっていることで表わされているようです。
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謙虚さのある『神の家』の目覚めの気づきのためにも、ひとつ前の『悪魔』が実は必要な段階なんです。
そのことを次のブログに書いてみます(^-^)
ソフィア